ザ・バイクライダーズ THE・BIKERIDERS ハーレーダビッドソン バイカー 映画
2024.12.14
先日公開された『ザ・バイクライダーズ』を観てきました。
何ともポスターもカッコいい!!
公開が決まった日に、絶対観たいと携帯のスケジュールに入れて楽しみにしていました。
当日はバイク好きでビンテージトライアンフ乗りの友達をさそい映画館へ、スクリーンに入ったら高校の同級生でハーレーのショベル乗りの友達にばったり(笑)
3人で一緒に観ることに。
主演のオースチンバトラーが、何考えてんのか解らない陰のある不良ぽさが、はまり役でした。
ちなみに好きになった女の子の家の前で一晩中待ち伏せしているシーンです、、
走行シーンもむちゃくちゃカッコいい!!
主人公のベニー(オースチンバトラー)の愛車
ハーレーパンヘッド『デュオグライド』
1958年以前は、リアサスがリジットの『ハイドラグライド』というモデルがあり、劇中にも登場しました。
映画の内容はネタバレになるいけませんので、さらっと説明すると
映画の舞台は1965~1970年代初頭のシカゴ、写真家ダニー・ライオンの写真集『アウトローズ・モータサイクル・クラブ』をモデルにし架空のモーターサイクルクラブ『ヴァンダルス』の創立から数年間の軌跡を事実をもとに映画化されたものです。
劇中には、ハーレーのナックルヘッド、パンハイドラグライド、パンデュオグライド、トライアンフ、BSAなどレアなバイクがたくさん登場します。
バイク好きな人にはたまらないと思います!!
友達と話していたんですが、絶対『WILD ONE』に影響されているんじゃやないって話していたら、、
『ヴァンダルス』のリーダーであるジョニー(トムハーディ)が、劇中でちゃんと『WILD ONE』を観ていました(笑)
1953年 『THE WILD ONE』
『マーロン・ブランドー』主演の伝説的映画です。
この映画の影響で、イギリスで『ROCKERS』が誕生します。
『ROCKERS』とは1950年代後半から1960年代中頃までにロンドンを中心に存在した、トライアンフ、ノートン、BSAなどイギリス製バイクで夜な夜なカフェに集まりエルビスプレスリー、エディコクラン、ジーンビンセント、チャックベリーなどのロカビリー、ロックンロールを聴き、ジュークボックスにコインを入れ、その曲が終わる前にロータリーを回って戻ってくるという(ジュークボックス・ラン)危険な公道レースする暴走集団でした。
あまりにも暴力的で無秩序なバイク乗り達に、ロンドンの英国教会で神父をしていたビル・シャーゴールド(ファザービル)はバイククラブである『59クラブ』をロンドンのACE CAFEにて創設します。
ファザービルもトライアンフの5Tスピードツインに乗るバイクのりで、ロッカー達に『いかした神父』と慕われます。
今でも続く伝説的なバイククラブです、たしか日本支部も90年代に設立されました。
『ROCKERS』の服装はWILDONEのジョニー(マーロンブランドー)をまね ダブルのレザージャケット、ジーンズ、レザーブーツと、ヴァンダルスもメンバーと同様のファッションであり、レザージャケットのバックには所属するチーム名をペイントしていました。
私も学生時代にかなり影響を受けました(笑)
トライアンフ 6Tサンダーバード ジョニー(マーロンブランドー)の愛車
『THE WILD ONE』
チームの名前やジャケットに、やたらとこだわり常にもめ事が起こります。