ディフェンダー90と110サイズ・性能比較!あなたに合うのはどっち?違いを分かりやすく解説!
2024.12.26
ランドローバー ディフェンダーは、その高い走破性と耐久性で知られるSUVになります。
特に「90」と「110」のモデルは、多くのユーザーに支持されています。
当社でも今まで数々のディフェンダーを販売してきましたが、そのすべてが110となります。
今回、満を持して90が当社に入庫いたしましたのでせっかくならばと思い、90と110を比較してみようと思います。
ディフェンダーの歴史とモデル概要
ディフェンダーの原型である「シリーズI」は1948年に登場し、ランドローバーの歴史が始まりました。
その後、シリーズII、シリーズIIIを経て、1983年に「ランドローバー90/110/127」が登場しました。
これらの数字はホイールベースの長さ(インチ)を表しており、「90」は約2286mm、「110」は約2794mm、「130」は約3226mmとなります。
1990年には「ディフェンダー」の名称が正式に採用されました。
一度は2016年に生産終了となりましたが、2019年に新型ディフェンダーとして復活し、現在に至ります。
ディフェンダー90と110の主な違い
サイズとドア数
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ディフェンダー90: 全長4510mm、3ドア仕様。フロントドアの長さは約1334mmで、乗降性を考慮した設計となっています。
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ディフェンダー110: 全長4945mm、5ドア仕様。フロントドアの長さは約1124mmで、リアドアを備えることで後部座席へのアクセスが容易です。
乗車定員
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ディフェンダー90: 5人乗りのみの設定。
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ディフェンダー110: 5人乗りと5+2人乗り(7人乗り)の設定があり、ファミリー向けにも適しています。
ラゲッジスペース
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ディフェンダー90: リアシート使用時のラゲッジ奥行きは約540mm。リアシートを折りたたむと約1220mmのスペースが確保できます。
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ディフェンダー110: リアシート使用時のラゲッジ奥行きは約930mm。リアシートを折りたたむと約1640mmのスペースが確保でき、長尺物の積載にも対応します。
走行性能と取り回し
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ディフェンダー90: 短いホイールベース(2585mm)により、オフロードでの機動性が高く、狭い場所での取り回しも容易です。
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ディフェンダー110: 長いホイールベース(3020mm)により、高速走行時の安定性が向上しています。ただし、全長が長いため、都市部での駐車や取り回しには注意が必要です。
価格差と選択のポイント
新車価格では、ディフェンダー90の方が110よりも約80万円程度安価となっています。
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ディフェンダー90: 2人乗車が主で、時折後部座席を使用する方や、オフロード走行を重視する方に適しています。
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ディフェンダー110: ファミリーでの使用や、長距離ドライブ、キャンプなど多用途に対応したい方におすすめです。
個人的なイメージとしては、ディフェンダー90は2人乗りがメインと想定した3ドアモデルだが5人乗りも可能なマルチな1台。
ディフェンダー110は5人乗りを想定したファミリーモデルで、オプションを装備して7人乗りも可能な、アクティブな1台ではないでしょうか?
価格差は新車で約80万くらいでディフェンダー90の方がお値打ちとなります。
メルセデスベンツGクラスを例に例えると、2ドアモデルは、販売時期も短ったせいか、中古車相場がびっくりするほど高いです。
ディフェンダー90もおしゃれに乗りこなすには、ある意味Gクラス的な存在になるかもしれませんね。
ディフェンダー90 ギャラリー
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