1台の車に対しての思い。
2007.07.26
今月はなぜか当社のユーザー様からの下取りや、買取の車輌が急に4台も増えました。
どれも当社から販売した車輌なので車を見るとついその車の仕入れたときから販売、
納車までのことを思い出したりなんかします。
僕自身が車を販売するようになってから何年も経ちますが、今まで販売させていただいたお客様の
顔と車種はいつまでたっても忘れませんね。
僕がいつも思うことは中古車はひとつのものですが、そのものの中にいろいろな思いや、
思い出なんかがたくさん詰まった1つの宝箱的なものだと思います。
店内から在庫を眺めているとそんな思いなどが伝わってくるような気がします。
そんな雰囲気や六感的なもの(インスピレーション)も仕入れのひとつの要素として在庫を仕入れております。
昨日とある方のブログの中に
「花など言葉を話さないものだからこそ伝わるものがある」
って書いてありましたがまさにその通りだと感じました。
先週1台の在庫と仕入れたときのこと。
その車はとっても汚く、誰が見ても程度が悪いと思えるような車。
なぜか目に留まり車を見ていると機関的なものは程度がいいが、外装、内装は非常に汚い。
普通であれば仕入れるような内容ではなかったのですがなぜか感じるものがあり仕入れることにしました。
案の定お店に到着したとたん、従業員が口をそろえて「ボロイ!!」
「すぐに板金やさんに出しましょう。このまま置いとくと見栄えが悪いですよ!」
なんて言われ、板金やさんに持っていかれましたが、僕はやけに気になりまた板金やさんから
もって帰ってきました。その時に
「絶対この車をよみがえらせて販売してやる!!」って心の中で思いました。
そんな車に対する思いって皆さんありますか?
僕はこれからもこの六感大事にしていきたいと思います。
代表 小山内