ディフェンダーの維持費はいくら?燃費燃料代・税金・修理費・任意保険料を解説
2025.04.01
ランドローバー ディフェンダーは、その無骨なデザインと高いオフロード性能で多くのファンを魅了する一台です。
しかし、輸入車ということもあり「維持費が高いのでは?」と不安に思う方も多いでしょう。
そこで今回は、ディフェンダーの維持費について詳しく解説します。
年間どのくらいの費用がかかるのか、コストを抑える方法はあるのか、気になるポイントを見ていきましょう。
1. ディフェンダー維持費|燃費と燃料代
ディフェンダーにはガソリン車とディーゼル車があり、エンジンの種類によって燃費が異なります。
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ディーゼルモデル:燃費は約10〜12km/L(実燃費)
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ガソリンモデル:燃費は約7〜9km/L(実燃費)
例えば、年間1万km走ると仮定すると、以下のような燃料費がかかります。(燃料単価:軽油150円/L、ガソリン170円/Lで試算)
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ディーゼル車:約125,000円
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ガソリン車:約188,000円
燃料費だけでも年間6万円以上の差が出るため、長距離を走るならディーゼルの方が経済的です。
ランドローバー ディフェンダーのガソリンモデルとディーゼルモデルの特長を比較してみましょう!
ディフェンダー維持費|ガソリンモデルの特長
✅ パワフルで高回転までスムーズに回る
➡ 高回転域まで気持ちよく加速し、高速道路や街乗りでの走行が快適
✅ 静粛性が高い
➡ ディーゼル特有のカラカラ音がなく、滑らかなエンジン音
✅ 寒冷地でも始動性が良い
➡ 低温でもエンジンがスムーズにかかる
✅ メンテナンス費用が比較的安い
➡ ディーゼルほど高圧燃料系のトラブルが少ない
❌ 燃費が悪い
➡ 実燃費は約7〜9km/Lで、ディーゼルより燃料コストが高め
❌ トルクはディーゼルより控えめ
➡ オフロードやトレーラー牽引にはディーゼルの方が有利
ディフェンダー維持費|ディーゼルモデルの特長
✅ 低回転から強いトルクが出る
➡ 走り出しが力強く、オフロードや重い荷物の牽引に向いている
✅ 燃費が良い
➡ 実燃費は約10〜12km/Lと、ガソリンより経済的
✅ 耐久性が高い
➡ ディーゼルエンジンは基本的に寿命が長い
✅ 燃料代が安い
➡ 軽油はガソリンよりリッターあたり約20円安い(日本国内の場合)
❌ エンジン音が大きめ
➡ 停車時や低速走行時にディーゼル特有のノイズがある
❌ 排ガス規制により選択肢が限られる
➡ 一部の地域ではディーゼル車の規制が厳しくなっている
❌ メンテナンス費用がやや高め
➡ 高圧燃料噴射システムやDPF(ディーゼル微粒子フィルター)の交換費用がかかることも
ディフェンダー ガソリンモデルとディーゼルモデル結局どっちがいい?
🔹 街乗り・高速道路中心ならガソリンモデル!
➡ 静かで滑らかな走行ができ、普段使いが快適
🔹 オフロード・長距離移動・牽引を考えるならディーゼルモデル!
➡ トルクが強く、燃費も良いので長距離走行や悪路走破性に優れる
どちらを選ぶかは、あなたの使い方次第ですね!
ディフェンダー ガソリンモデルとディーゼルモデルの価格差
次にガソリンモデルとディーゼルモデルの価格差について調べてみました。
一般的に、ディーゼルモデルはガソリンモデルよりも価格が高く設定されています。以下に、2025年モデルの主なグレードとその価格をまとめました。
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ディフェンダー110 X-ダイナミック SE P300:855万円
2.0リッター直列4気筒ターボチャージドガソリンエンジンを搭載したモデルです。
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ディフェンダー110 X-ダイナミック SE D350:980万円
同じく3.0リッターディーゼルエンジンを搭載し、装備が充実したモデルです
これらの情報から、同じグレードで比較すると、ディーゼルモデルはガソリンモデルよりも約50万円から100万円程度高い価格設定となっています。
ただし、ディーゼルモデルは燃費の良さや低回転からの強いトルクなどの特長があり、使用目的や走行距離によっては、長期的にコストパフォーマンスが高くなる場合もあります。
なお、価格やグレード構成は変更される可能性がありますので、最新の情報は公式ディーラーやメーカーサイトでご確認ください。
2. ディフェンダー維持費|自動車税・重量税
ディフェンダーは排気量が大きいため、自動車税も高めになります。
排気量 | 自動車税(年額) |
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2.0L(P300) | 約39,500円 |
3.0L(P400) | 約51,000円 |
3.0L(D300) | 約51,000円 |
また、新車購入時や車検時に重量税がかかります。
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新車登録時:約49,200円(2年分)
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車検時:約24,600円(1年分)
3. ディフェンダー維持費|車検費用
輸入車は車検費用が高くなりがちですが、ディフェンダーの場合も例外ではありません。
ディーラーでの車検費用は約15万〜20万円が目安です。
ユーザー車検や民間整備工場を利用すれば、10万円以下に抑えることも可能です。
4. ディフェンダー維持費|メンテナンス・修理費
ディフェンダーはオフロード走行を前提とした車ですが、それゆえにメンテナンスが重要です。
定期メンテナンス費用
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エンジンオイル交換(1万kmごと):2万〜3万円 オイル交換は、アンダーカバーを外さないといけないのとメンテナンスリセットが必要なので少し高めです。
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ブレーキパッド交換(3万〜5万kmごと):前後で6万〜12万円
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タイヤ交換(5万kmごと):4本で15万〜25万円(オールテレーンタイヤ)
5. ディフェンダー維持費|任意保険料
任意保険の費用は、年齢や等級によって変動しますが、30代・ゴールド免許・車両保険ありの場合、年間12万〜18万円が相場です。
ディフェンダーは車両価格が高いため、車両保険を付けると保険料も高くなります。
リスクを抑えつつコストを下げるなら、車両保険の免責金額を高めに設定するのも一つの方法です。
6. ディフェンダー維持費を抑えるコツ
ディフェンダーの維持費を少しでも抑えるためのポイントを紹介します。
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燃費の良い運転を心がける(急加速・急ブレーキを避ける)
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並行輸入パーツを活用する(純正部品より安く手に入る)
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信頼できる整備工場を見つける(ディーラーより安く修理できる)
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タイヤやオイル交換のタイミングを適切に管理する
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車両保険のプランを見直す
まとめ ディフェンダー年間維持費の目安
最後に、年間の維持費をざっくりまとめます。
項目 | 年間費用 |
燃料費(ディーゼル) | 約12.5万円 |
自動車税 | 約4〜5万円 |
車検費用(年割り) | |
任意保険 | 約12〜18万円 |
合計 | 約30万 |
ディフェンダー 販売・メンテナンス・車検 多数実績あり
ディフェンダーは決して維持費が安い車ではありませんが、適切なメンテナンスや工夫次第でコストを抑えることが可能です。
維持費の主な要因として、燃費や税金、消耗品の交換費用、定期的な点検・整備が挙げられます。
特にオフロード走行を楽しむ方にとっては、足回りや駆動系のメンテナンスが重要です。
当社では、ディフェンダーの販売・メンテナンス・車検の実績が多数ございます。
さらに、海外メーカーのカスタムパーツやOEMパーツも取り扱っており、オリジナリティあふれるカスタマイズも可能です。
純正パーツを使用した修理はもちろん、コストを抑えた修理方法もご提案いたします。
「かっこよさ」と「走破性」を存分に楽しみながら、賢く維持する方法を見つけましょう!
ディフェンダーの維持やカスタムについてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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