PCM!!! CHALLENGER! (PART2)
2016.09.20
こんばんわ。
FACTORYの高橋です。
台風到来って1日でしたね。
おかげさまでズブ濡れです。。。
着替えと靴の替えは持っておくものですね。
くれぐれも風邪には気を付けましょう!
(今日は風にも)
さてパート2と言う事で、昨日の続きです。
PCM(パワートレイン、コントロール、モジュール)
も交換し、プログラミングも無事に完了!
が次の日になると、どことなく調子がおかしい。。
疑ったのは、IPM(インテグレーテッド、パワー、モジュール)
ヒューズ、リレーの入っているボックスです。
何故、疑ったというと、他の車両と比べて
なたらと濡れているからでした。
水とかではなく、オイルっぽい。
ここの箇所には、オイルなど通りません。
分解し、すべて脱脂してきれいにして再度エンジン始動。
すると絶好調です。
やはりIPMの電子基板の中にオイルが入り
正常な働きをしていなかったのです。
再度、バラして何から何まで掃除、ひたすら掃除。
そして再度組み上げます。
バッテリーも外し、IPMも脱着していますので、
WiTECH(クライスラー純正テスター)にて
車両構成の回復という作業をします。
それからエンジンスタート!
非常に調子がいいです。
原因はオイルによるものでした。
何故オイルが侵入してきたのだろう。。。
探究していくと、犯人は
「オイル、プレッシャー、センサー」
エンジンオイルのプレッシャー圧(油圧)を診ているセンサー。
センサーの中に入ったエンジンオイルがカプラーを通り
配線を伝い、IPMへ逆流?侵入してきた。
そして、おかしな電気信号や電気の流れでPCMもパンク。。
と言うのが今回のシナリオでした。
その後、オイルプレッシャーセンサーも交換し納車となりました。
情報もない、初めての症状や作業は、悩みに悩みます。
診断にも時間もかかります。
ですが、点と点が繋がり、線になった時は
本当に気持ちがいいです!
だから、やめられませんね!修理屋!!
それでは!
ZION acs 高橋 群青